認定基準

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低NOx・低CO2小規模燃焼機器の認定に当たっては、機器の種類ごとに、窒素酸化物(NOx)排出濃度とエネルギー効率について基準を設けています。

  • グレードAA:NOx排出量が「超低NOx」の基準に適合し、かつ、エネルギー効率が「超高効率」の基準に適合するもの
  • グレードA:NOx排出量が「低NOx」の基準に適合し、かつ、エネルギー効率が「高効率」の基準に適合するもの(グレードAAに該当するものを除く。)
  • グレードHH:水素燃料を使用する蒸気ボイラー又は温水発生機であって、NOx排出量が「超低NOx」の基準に適合するもの
  • グレードH:水素燃料を使用する蒸気ボイラー又は温水発生機であって、NOx排出量が「低NOx」の基準に適合するもの(グレードHHに該当するものを除く。)

※コージェネレーションユニットについては、現在、グレードAAに係る認定基準を定めていません。

窒素酸化物(NOx)に係る認定基準

燃焼機器の種類 ガス燃料 液体燃料
超低NOx 低NOx 超低NOx 低NOx
蒸気ボイラー 40ppm以下 50ppm以下 60ppm以下 70ppm以下
温水ボイラー 40ppm以下 50ppm以下 60ppm以下 70ppm以下
温水発生機 40ppm以下 50ppm以下 60ppm以下 70ppm以下
冷温水発生機 40ppm以下 50ppm以下 60ppm以下 70ppm以下
給湯器 50ppm以下 60ppm以下 --
ガスヒートポンプ 熱出力
45kW以上
12モード
80ppm以下
12モード
90ppm以下
-- --
熱出力
45kW未満
12モード
80ppm以下
12モード
100ppm以下
-- --
コージェネレーションユニット -- 150ppm以下 -- --
  • 排出濃度は、酸素濃度を0%に換算した値とする。
  • コージェネレーションユニットについては、現在グレードAAの基準は設けていない。
  • グレードHHの超低NOx認定基準は40ppm、グレードHの低NOx認定基準は50ppmとする。

エネルギー効率に係る認定基準

燃焼機器の種類 効率
超高効率 高効率
蒸気ボイラー
(ボイラー効率)
伝熱面積
5m2以上
ガス燃料:97%以上
液体燃料:96%以上
90%以上
伝熱面積
5m2未満
95%以上 ガス燃料:90%以上
液体燃料:89%以上
温水ボイラー
(熱効率)
93%以上 88%以上
給湯器
(給湯部の効率)
95%以上 90%以上
温水発生機
(熱効率)
95%以上 88%以上
冷温水発生機
(成績係数)
熱出力
352kW以上
1.4以上 1.2以上
熱出力
352kW未満
1.3以上 1.1以上
ガスヒートポンプ
(期間成績係数)
熱出力
56kW以上
1.88以上 1.70以上
熱出力
45~56kW未満
1.80以上 1.59以上
熱出力
35.5~45kW未満
1.64以上 1.46以上
熱出力
28~35.5kW未満
1.38以上 1.27以上
熱出力
28kW未満
1.23以上 1.12以上
コージェネレーションユニット
(CGU発電端総合効率)
-- 85%以上
  • コージェネレーションユニットについては、現在グレードAAに係る基準は設けていない。
記事ID:021-001-20231206-009349