環境確保条例による規制(構造基準)

VOC関連の構造基準・設備基準 等

(有害ガス取扱施設の構造基準等)
東京都環境確保条例 第72条
有害ガスを取り扱う工場又は指定作業場を設置している者は、規制基準を超える有害ガスの大気中への排出又は漏出を防止するため、有害ガス取扱施設(貯蔵施設を含む。)の構造を規則で定める基準に適合させ、並びに当該有害ガス取扱施設の使用及び管理の方法につき規則で定める基準を遵守しなければならない。

(有害ガス取扱施設の構造基準等)
東京都環境確保条例施行規則 第25条
条例第72条に規定する有害ガス取扱施設に係る規則で定める構造並びに使用及び管理の方法の基準は、別表第5に掲げるとおりとする。

別表第5 有害ガス取扱施設の構造基準等(第25条関係)

有害ガス取扱施設の構造は、施設の密閉構造、蒸発防止設備が設置されている構造等有害ガスの排出を可能な限り抑制する構造であること。
有害ガス取扱施設に開放部がある場合には、原則として有害ガスを拡散しないように吸引し処理するための局所排気装置が設置されていること。
局所排気装置の構造は、できるだけ少ない排風量で有害ガスを完全に捕捉吸引できるようにフードの構造を選択すること。
有害ガスや有害ガスを発生する有機溶剤等を取り扱う作業は、局所排気装置及び排出防止設備の作動を確認した後開始すること。
局所排気装置及び排出防止設備等は、定期的に点検及び検査を行い、その性能を保持すること。
(参考)局所排気装置の例
kyokushohaikisouchi1.bmp kyokushohaikisouchi2.bmp
グローブボックス型 スロット型
kyokushohaikisouchi3.bmp kyokushohaikishouchi4.bmp
ルーバー型 グリッド型
kyokushohaikisouchi5.bmp kyokushohaikisouchi6.bmp
円型型 キャノピー型

(炭化水素系物質の排出防止)
東京都環境確保条例 第73条
工場又は指定作業場を設置している者で、規則で定める炭化水素系物質を貯蔵する施設等を設置しているものは、貯蔵等に伴う当該物質の排出を防止するために必要な設備を設置しなければならない。

(炭化水素系物質を貯蔵する施設等)
東京都環境確保条例施行規則 第26条
条例第73条に規定する規則で定める炭化水素系物質を貯蔵する施設等及び当該施設に設置する炭化水素系物質の排出防止設備等は、別表第6に掲げるとおりとする。

別表第6 炭化水素系物質の排出防止設備等(第26条関係)

炭化水素系物質を貯蔵する施設等 排出を防止するために必要な設備等
排出を防止すべき施設の区分 炭化水素系物質の種類 施設の規模
1 貯蔵施設 有機溶剤 貯蔵施設の容量の合計が5キロリットル以上のもの 浮屋根構造、吸着式処理設備、薬液による吸収処理設備、凝縮式処理と吸着式処理を組み合わせた設備、ベーパーリターン設備又 はこれらと同等以上の性能を有する設備
燃料用揮発油、灯油及び軽油 (1)燃料用揮発油の貯蔵施設の容量の合計が5キロリットル以上もの(2)燃料用揮発油、灯油又は軽油のすべての貯蔵施設の容量の合計が50キロリットル以上のもの
2  出荷施設 燃料用揮発油 燃料用揮発油を出荷するための施設であって貯蔵施設の容量が合計50キロリットル以上のもの 吸着式処理設備、薬液による吸収処理設備、凝縮式処理と吸着式処理を組み合わせた設備、ベーパーリターン設備又はこれらと同等以上の性能を有する設備

備考 容量とは貯蔵施設の内容積とする。

(参考)ベーパーリターン設備の例
ベーパーリターン設備.jpg

   <参考資料>

平成13年3月 炭化水素類排出低減事例集(リーフレット)

内容:炭化水素類貯蔵施設(ガソリンスタンドほか)等のベーパーリターン装置の設置について

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