東京都のVOC対策の概要


東京都のVOC対策 の目標


VOCは光化学オキシダント・二次生成物質(SPM・PM2.5)生成の一因であることから、VOCの削減が必要とされています。また、VOC には、人体に有害な物質が多く、VOCの削減は環境リスクを低減させることにもなります。

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VOC排出抑制対策は、法規制と事業者の自主的取組による排出抑制を組み合わせ、相乗的な効果を発揮させていく制度(ベスト・ミックス)の下、平成22年度においては排出量が平成12年度比で4割以上削減(全国)され、効果を挙げてきました。

SPMについては自動車排出ガスの規制と並行してVOC排出抑制対策が行われてきましたが、平成19年度以降ほぼすべての都内測定局で環境基準を達成しています。また、環境基準が設定されているベンゼン、トリクロロエチレン、テトラクロロエチレン等のVOCや、適正管理制度で大気中への排出量が多く報告されているトルエン等の都内大気中濃度も平成23年度において平成12年度比約6割~8割減少と改善してきています。

しかし、未だに光化学スモッグ注意報の発令が都内で毎年あることや、PM2.5の環境基準が達成できていない測定局があることなどから、東京都では引き続きVOC削減の取組を進めてまいります。

 


 

事業者の自主的取組によるVOC排出量削減への技術支援

大気汚染防止法では、VOC排出量の多い事業者への排出規制と、事業者の自主的取組による排出抑制を適切に組み合わせて(ベスト・ミックス)効果的な排出抑制を図るとしています。

都内 においては、中小事業者からのVOC排出が6割以上を占めている状況を踏まえ、東京都では、事業者の自主的取組を積極的に技術支援します。

 【自主的取組への技術支援】

VOC対策セミナー開催によるVOC抑制策の普及 (中小事業者を対象としローコストですぐ実践できる対策を中心に解説)

VOC対策アドバイザーの派遣 (VOCの簡易測定技術的な助言をする専門家を無料派遣)

VOC対策ガイド(工場内編)の発行 (経済的に導入可能な抑制策を選択できる技術ガイド)


低VOC製品の普及啓発


VOCは屋外塗装等、建築や土木工事からも排出されています。建築や土木工事からのVOC排出量を削減するためには、低VOC製品の普及が欠かせません。

また、都民の低VOC製品に対する正しい理解と協力が必要です。

 

【低VOC製品の普及・啓発】

建築・土木工事に関わるVOC対策ガイドの発行

○公共部門での低VOC製品優先使用 → 東京都グリーン購入ガイド 東京都環境物品等調達方針(公共工事)

○業界、企業と連携した低VOC製品の普及啓発 → 低VOC塗装事例紹介 低VOC塗装セミナーや発注者向けセミナーの開催

 


夏季のVOC対策


気温が高く、日射が強い夏季は光化学オキシダントが高濃度になりやすく、またVOCも蒸発しやすいことから、夏季(6月~9月)に集中的に普及啓発を行っています。

→ 夏季のVOC対策

 

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