VOC排出量削減対策の必要性

●光化学スモッグ等の原因となるVOC(揮発性有機化合物)排出量削減対策

 

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工場等に対するばい煙規制やディーゼル車排出ガス規制等の実施により、多くの大気汚染物質の濃度が低下傾向にあります。しかし、光化学オキシダント(Ox)については、いまだに環境基準が達成できず、依然として夏季に高濃度の光化学オキシダントが出現することがあります。
光化学オキシダントは、窒素酸化物(NOx)やVOC(揮発性有機化合物)が太陽の紫外線を受けて化学反応を起こして発生する汚染物質です。高濃度になると人や植物にも悪影響を与えます。この原因物質であるVOC とは、蒸発しやすく、大気中で気体となる有機化合物の総称で、代表的な物質はトルエン、キシレン、酢酸エチルなど、主なもので約200 種類あります。窒素酸化物やVOC などの光化学オキシダントの原因物質は排出削減が進んだにもかかわらず、光化学オキシダント濃度がなかなか低減しない理由の一つとして、窒素酸化物の減少に対してVOC の削減が不十分ということが考えられています。このため、VOC 排出量のさらなる削減が課題となっています。また、VOC は微小粒子状物質(PM2.5)を生成する原因物質でもあり、人体に有害な物質を含むことから、環境リスク低減のためにも排出量の削減が必要です。

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