ヒートアイランド対策取組方針 (平成15(2003)年3月策定)

取組方針の主なポイント

  • 地域ごとのヒートアイランド現象の実態が詳細に判明!
  • ガイドラインの策定に向け、地域別に排熱等の状況を示した熱環境マップの作成に着手
  • 都における率先行動・民間と協働した施策の推進・施策に直結する調査研究の推進

ヒートアイランド対策取組方針の概要

全文詳細(PDFファイル)

暑くなる東京

30度超過の時間割合

2002年夏のヒートアイランドの特徴
(2002.7.20〜8.31の観測結果)

◆区部の中央部だけでなく、北部にも高温の地域が出現

30度を超過した時間割合は、区部の中央(新宿区、渋谷・港区北部、千代田区)と北部(足立区西部、北区北部、荒川区)で高く、全時間の33〜34%を占める

◆東京湾岸地域は比較的涼しい

東部と南部の東京湾岸に近い地域(江戸川区、江東区、品川区、大田区)では、30度を超過した時間割合が低く、28%以下であった。

熱帯夜の日数

◆熱帯夜の多い地域は、西部に拡大

  • 渋谷、目黒、新宿、都心3区、台東、墨田の各区で熱帯夜が多く発生
  • 熱帯夜の多く発生する地域が、1992年の観測時より西部(世田谷区方面)に拡大している。


ヒートアイランド対策の基本的考え方

環境配慮の都市づくりの推進
都市づくりとあわせた対策の実施
総合的な施策の展開
都庁内外の総力を結集
最新の研究成果を取り込んだ施策展開

東京都の具体的取組

具体的取組I −東京都における率先行動−

★総合的な対策の推進

内容の充実、量的拡大、個別対策の集約化、効率化

◆木陰さわやかな道へ

  • 樹冠の大きい街路樹で木陰を創出(H15 環状7号線等における街路樹の整備)

◆施工が進む涼しい舗装

  • 保水性舗装の導入(H15 丸の内地区等での保水性舗装試験施工)
  • 遮熱性舗装の実験(昭和通りにおける民間との共同実験)
  • 下水再生水の実用化検討

◆街を冷やす緑

  • 大規模公園の整備(中央防波堤内側で検討)、公園内の再整備(木陰を創出する高木の整備など)
  • 庁舎屋上等の緑化推進(H15東京都環境科学研究所、都立高校他)

◆4地区でのモデル事業の実施(平成15年度重点事業)など

具体的取組II −民間と共同した施策の推進−

★ガイドラインの作成と普及

(作成の第一段階として)

◆熱環境マップの作成
地域ごとの気候、人工排熱の状況、地表面の状況などを図に集約する熱環境マップの作成に着手→地域の実態に応じたきめ細かな対策を推進していくための基礎資料に!

◆対策技術情報のデータベース化
様々な対策技術の情報を集め、その原理・特性などが一覧できるようデータベースの整備に着手→対策技術の普及とともに、技術間の競争による技術革新を促す

★既存の環境配慮に係る制度の着実な推進と充実の検討

  • 建築物環境計画書制度を着実に推進するとともに、一層の省エネルギー対策や自然エネルギー活用の強化など更なる充実に向けた検討を行う。
  • 自然保護条例に基づく屋上等緑化の義務付けについても、現行制度を着実に推進するとともに、更なる充実に向けた検討を行う。

具体的取組III −施策に直結する調査研究の推進−

★効果的な施策の充実に向けて

  • 現象の実態解明、シミュレーションによる対策の検討、対策技術の評価などを関係研究機関と連携して推進(ex.環境科学研究所+都立大の共同研究)
  • 屋上緑化や壁面緑化等に関する調査研究を民間等との連携により実施

この取組方針は、平成14年8月に設置した全庁的組織「東京都ヒートアイランド対策推進会議」において検討を重ね、今後の対策の方向性を総合的に取りまとめたものです。
東京都は、庁内の総力を結集し、取組方針で示した方策の具体化や検討状況の把握、更なる対策の充実に引き続き取り組んでいます。

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