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地球温暖化は、人類の活動が引き起こした最も深刻な環境問題です。人類にとって危険な気候変動を回避するためには、2015年から2020年には世界のCO2排出量を減少傾向に転換する必要があります。気候変動対策は、今後10年間の取組が極めて重要です。
都は平成18年に策定した『10年後の東京』の実現にむけた取組のひとつとして、「カーボンマイナス東京10年プロジェクト」を推進しています。
この10年プロジェクトの基本方針として、都は「東京都気候変動対策方針」を平成19年6月に策定しました。これにより、今後10年間の都の気候変動対策の基本姿勢を明確に示すとともに、代表的な施策を先行的に提起していきます。本方針で提起した施策や取組について、様々な主体との連携、協定、条例化などの方法により実現をめざしています。
【気候変動対策の5つの方針】
方針1 企業のCO2削減を強力に推進
方針2 家庭のCO2削減を本格化
方針3 都市づくりでのCO2削減をルール化
方針4 自動車交通でのCO2削減を加速
方針5 各部門の取組を支える、都独自の仕組みを構築
「「10年後の東京」への実行プログラム2009」策定及び平成21年度予算編成の中でプロジェクトをローリングし、既定の施策を着実に進めながら、新たな視点で構築した施策を含め、改めて施策化状況をとりまとめました。
※「カーボンマイナス東京10年プロジェクト」施策化状況2009 本文
(PDF形式:735KB)
事業数は107事業、平成21年度予算額(案)は365億円になります。これは、初年度の施策化状況による98事業、平成20年度予算額203億円を大きく上回り、都の全庁を挙げた取組の成果を示すものです。
本プロジェクトの目標である「2020年までに東京の温室効果ガス排出量を2000年対比で25%削減」の達成に向けては、さらなる取組が必要です。
今後は、施策化したプロジェクトの着実な実施を図るとともに、さらに新たな対策を含めてローリングすることにより、目標達成に向けた取組を加速していきます。
都市において緑の減少が続く一方、緑の役割は、ヒートアイランド対策等の都市環境の改善など、これまで以上に多様かつ重要となっています。 東京都は、平成18年末に策定した「10年後の東京」で、『水と緑の回廊で包まれた美しいまち東京を復活させる』ことを第一の柱に掲げ、「緑の東京10年プロジェクト」を推進しています。
その実現のため、平成19 年6月には、「緑の東京10 年プロジェクト」基本方針を策定し、緑あふれる東京の再生を目指して、今後取り組んでいく「緑施策」の基本的考え方や方向性などを示し、10 年プロジェクトの具体化の取組を開始しました。
【「緑の東京10年プロジェクト」4つの方針】
方針1 都民・企業が主人公である「緑のムーブメント」の展開
方針2 街路樹の倍増などによる緑のネットワークの充実
方針3 校庭芝生化を核とした地域における緑の拠点づくり
方針4 あらゆる工夫による緑の創出と保全
緑あふれる東京を実現するには、都だけでなく、社会のあらゆる主体が協働して緑の創出に取り組まなければなりません。
東京都は、都民や企業の皆さまからの幅広い賛同を得て、緑あふれる東京を再生するため、平成19年10月に、「緑の東京募金」を創設しました。皆さまから寄せられた募金は、「緑の東京募金基金」に積み立てられ、全て「海の森の整備」や「街路樹の倍増」、「校庭の芝生化」、「花粉の少ない森づくり」といった緑化事業に充てられます。
都民一人ひとりが、主体的に緑に関心を持ち、緑を育て、緑を守っていくことができる仕組みを構築していきます。
「『10年後の東京』への実行プログラム2009」の策定及び平成21年度予算編成を経て、「『緑の東京10年プロジェクト』の施策化状況2009」を取りまとめました。
※「緑の東京10年プロジェクト」施策化状況2009
プロジェクト事業の取りまとめに当たっては、これまでの施策の検証や新たな課題への対応を踏まえ、施策内容の充実・強化を図るなど、より実効性の高いものとしており、事業数82、予算額は427億円となっています。
今後とも、都民、企業、区市町村など様々な主体と連携しながら、プロジェクト事業を着実に推進し、緑あふれる都市東京を実現してまいります。