野鳥に関する鳥インフルエンザ情報

東京都内での野鳥の感染について

平成26年11月26日に東京都大田区内において回収されたホシハジロ1羽について、東京都家畜保健衛生所が簡易検査を行ったところ、A型インフルエンザウイルス「陽性」であることが確認されましたが、その後、環境省が高病原性鳥インフルエンザウイルスの確定検査を実施したところ、A型インフルエンザウイルスは検出されませんでした。このため、12月4日18時に野鳥監視重点区域は解除されました。

鳥インフルエンザウイルスは、感染した鳥と濃密な接触等がある特殊な場合を除いて、通常では人には感染しないと考えられています。日常生活においては、手洗いやうがいをしていただければ、過度に心配する必要はありませんので、冷静な対応をお願いします。

報道発表HPへのリンク

高病原性鳥インフルエンザに関する情報  (環境省サイトへのリンク)

東京都環境局では、鳥インフルエンザと野鳥との関連について、情報収集を進めています。
野鳥の不審死を発見した場合は、都庁窓口までご相談ください。

身近な場所で野鳥の死がいを見つけたら

◆野鳥は、環境の変化や餌がとれないなど、様々な原因で死亡します。野鳥が死んでいても、直ちに鳥インフルエンザを疑う必要はないと考えられます。特に冬から春先にかけては、寒さや餌の不足から野鳥に限らず多くの野生生物が死ぬことは珍しいことではありません。

◆野鳥は鳥インフルエンザ以外にも様々な細菌や寄生虫をもっていますので、日常においては、野鳥への過度な接触や、餌やりは控え、糞尿には直接触れないよう心がけることが大切です。

◆もしも、野鳥が死んでいた場合でも、高病原性鳥インフルエンザによるものである可能性は極めて低いといえます。多数の野鳥が一度に死んでいる状況や連続して同じ場所で死んでいる状況でなければ、野鳥の死がいはビニール袋に入れ、きちんと封をして、廃棄物として処理していただいてかまいません。処理方法が判らない場合は、区市町村の清掃担当部署・地域の清掃事務所などに相談してください。

なお、鳥インフルエンザや野鳥について、もう少し詳しく知りたい方は下記サイトをご参照ください。

高病原性鳥インフルエンザ(HPAI)への対応  (東京都産業労働局HP)

鳥インフルエンザ  (東京都感染症情報センターサイトへのリンク)

野鳥に関するQ&A


"野鳥"への鳥インフルエンザの感染についてのお問合せ・相談は (東京都環境局)

平日 9:00~17:00
区部 自然環境部 計画課 鳥獣保護管理担当
TEL 03-5388-3505
多摩部 多摩環境事務所 自然環境課 鳥獣保護管理係
TEL 042-521-2948

鳥インフルエンザとは・・・?

  • 野生の鳥類、特にカモ類などの水鳥には、鳥インフルエンザウイルスが存在することが知られていますが、ほとんどは病原性のないウイルスです。
  • しかし、この鳥インフルエンザウイルスがまれに家きんに適応し、養鶏場などで感染を繰り返すうちに、家きんに対して急性で致死率の高いウイルスに変異したものが、高病原性鳥インフルエンザウイルスです。
  • これまで国内では、ハクチョウやカモ類などの野鳥で、高病原性鳥インフルエンザウイルスへの感染が報告されていますが、人への感染事例は、鳥インフルエンザに感染した鳥と近距離で濃密に接触した場合などに限られています。この病気にかかった鳥と接触して、羽や粉末になったフンを吸い込んだり、その鳥のフンや内臓に触れた手を介して鼻からウイルスが入るなどして、人の体内に大量にウイルスが入ってしまった場合に、ごくまれにかかることがあるということです。
  • 通常の生活において、野鳥からから直ちに鳥インフルエンザに感染する可能性は極めて低いと考えられます。

Q&A質問一覧

Q1. 庭先にハトや野鳥がよく来る。鳥インフルエンザが心配だ。
Q2. カラスの糞が道路にたくさん落ちている。踏んでも問題ないか?
Q3. 家の近くにあるカラスのねぐらから、ウイルスは飛んでこないか?
Q4. 最近、家の近くの野鳥が減った。インフルエンザの影響で死んだのではないか?
Q5. 散歩中の犬が死んでいる野鳥をくわえてしまったが、どうしたらよいか?
Q6. 野鳥の死体を発見したが、どうしたらよいか?
Q7. 1羽の死亡個体については、「処分してください」といわれたが、本当に大丈夫か?
Q8. 鳥インフルエンザが騒がれている。検査は実施しているのか?
Q9. 畑にカラスの糞が落ちている。収穫された野菜は食べても問題ないか?
Q10. 公園でハトに餌を与える人がいる。鳥インフルエンザを拡大させるのではないか?

Q1
庭先にハトや野鳥がよく来る。鳥インフルエンザが心配だ。
A1
鳥インフルエンザウイルスは多種の鳥に感染すると言われていますが、鳥から人への感染事例は、病気の鶏と近距離で濃密に接触した場合などに限られます。これまで、 野鳥から人に感染した例はありません。
しかし、一般的には、野生動物にも様々な病気があり、その中には人に移る病気もあります。 野鳥への過度な接触・餌やり行為等は控え、糞尿には直接触れないようにすることが大切です。
Q2
カラスの糞が道路にたくさん落ちている。踏んでも問題ないか?
A2
平成16年に、京都府や大阪府でカラスの高病原性鳥インフルエンザ感染による死亡が報告されましたが、発生農場での廃棄物などの不適切な処理による二次感染であると考えられます。平成17年に養鶏場で鳥インフルエンザが発生した茨城県や埼玉県では、野鳥への感染は確認されていません。
現在、都内では、野鳥の高病原性鳥インフルエンザの発生は確認されておらず、通常の生活の中で鳥インフルエンザに関する特別な予防を行う必要はありませんので、 カラスの糞を踏んでも危険はないものと考えます。
それでも不安な方は、靴底を逆性石鹸などで消毒されるとよいでしょう。
Q3
家の近くにあるカラスのねぐらから、ウイルスは飛んでこないか?
A3
これまで、鳥インフルエンザウイルスが、野鳥から人へ感染した例はありませんので、 カラスのねぐらからウイルスが飛んできて感染する心配はありません。
なお、そのねぐらで一度に10羽以上のカラスの死骸を見つけた場合や、同じ場所で、次々とカラスが連続して死んでいくような状況が発生した場合には、死骸を触ったりせずに、 東京都担当窓口 までご連絡ください。
Q4
最近、家の近くの野鳥が減った。鳥インフルエンザの影響で死んだのではないか?
A4
野鳥が減ったように感じたり、近くのねぐらから鳥がいなくなったりしたからといって、直ちに鳥インフルエンザに感染したとはいえません。野鳥が餌の状況や季節によって場所を移動することは珍しくありませんので、近くで野鳥の不審死が確認されない限り心配する必要はないでしょう。
Q5
散歩中の犬が死んでいる野鳥をくわえてしまったが、どうしたらよいか?
A5
鳥インフルエンザの犬への感染はこれまで確認されていません。現在、都内では、野鳥の高病原性鳥インフルエンザの発生は確認されていませんので、 犬が死んでいる野鳥をくわえてしまったとしても、特に心配する必要はありません。
ただし、野鳥は細菌や寄生虫などを持っていることがありますので、食べさせない方がよいでしょう。なお、野鳥を犬から取り上げる際には、一般的な病気予防という点からも素手では触らないようにしてください。
Q6
野鳥の死体を発見したが、どうしたらよいか?
A6
野鳥は餌がとれずに衰弱したり、環境の変化に耐えられずに死んでしまうことがあります。現段階では、 野鳥が死んでいても、直ちに鳥インフルエンザを疑う必要はないと考えます。
また、野鳥は鳥インフルエンザ以外にも様々な細菌や寄生虫、ダニを持っていることがあります。野鳥が死んでいるのを見つけた場合には、細菌や寄生虫に感染しないよう、死亡した鳥を素手で触らずにビニール袋に入れて、きちんと封をして廃棄物として処分できます。
一度に10羽以上死んでいるような場合でなければ、直ちに相談していただく必要はありません。
処理方法が判らない場合は、区市町村の清掃担当部署・地域の清掃事務所などに相談してください。
Q7
1羽の死亡個体については、「処分してください」といわれたが、本当に大丈夫か?
A7
現在、都内では、野鳥の高病原性鳥インフルエンザの発生は確認されていません。1羽で死亡した野鳥は自然死であると考えられます。死亡した鳥を素手で触らずにビニール袋に入れて、きちんと封をして処分していただいて大丈夫です。
なお、同じ場所で続けて野鳥の死骸を見つけたり、一度に10羽以上の野鳥の死骸を見つけたりした場合には、 東京都担当窓口 までご連絡ください。
Q8
鳥インフルエンザが騒がれている。検査は実施しているのか?
A8
環境省では、平成17年9月以降、渡り鳥のモニタリング調査を実施しています。野鳥を捕獲、または糞便を採取し、高病原性鳥インフルエンザウイルスの保有状況調査を実施したところ、これまでの結果は全て陰性でした。
なお、平成16年3月に京都、大阪で高病原性鳥インフルエンザに感染したカラスの死亡が報告された後、全国で約18,000羽の野鳥を検査したところ、全て陰性でした。
また、平成17年6月に鳥インフルエンザが発生した茨城県においても、平成17年10月から県内の24市町で354羽の野鳥について鳥インフルエンザウイルスの保有状況調査を実施しましたが、全て陰性でした。
Q9
畑にカラスの糞が落ちている。収穫された野菜は食べても問題ないか?
A9
食品としての鶏肉や鶏卵を食べたことによる鳥インフルエンザの感染例はありません。現在、都内では、野鳥の高病原性鳥インフルエンザの発生は確認されていませんので、 カラスの糞が落ちている畑で収穫された野菜についても、通常の洗浄等で十分であり、 食べるにあたって特別な処理をする必要はありません。
それでも不安な方は、十分に加熱することをおすすめします。
Q10
公園でハトに餌を与える人がいる。鳥インフルエンザを拡大させるのではないか?
A10
現在、都内ではハトを含め野鳥の高病原性鳥インフルエンザの発生は確認されていませんので、直ちにハトが危険であると心配する必要はありません。
ハトへの餌やりについては、鳥インフルエンザの発生以前より自粛を促しております。
ハトに限らず、野生生物への過剰な餌やりは、決して野生生物の保護にはなりません。むしろ生態系を乱す原因となり、栄養価の高い餌によって逆に病気にかかりやすくなったり、被害を受けている場所で駆除されるなど、野生生物にとって不幸な結果を招く原因となります。
野生生物を大切にするために、餌を与えず静かに見守ってあげましょう。

野鳥に関するお問い合わせ
平日昼間(午前9時から午後5時まで)

◇(23区内)環境局自然環境部計画課鳥獣保護管理担当
TEL 03-5388-3505

◇(多摩地区)多摩環境事務所自然環境課鳥獣保護管理係
TEL 042-521-2948

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