アカガシラカラスバト保護増殖事業

アカガシラカラスバト アカガシラカラスバトは、小笠原諸島の常緑樹林に生息する同諸島固有の鳥類です。
本種はもともと個体数が少ないうえに、餌となる木の実の台風による減少、他の動物による捕食や餌の競合など、生息環境の悪化による個体数の激減が報告されました(東京営林局調査報告書より)。
絶滅の危険性を回避するため、環境局は建設局(恩賜上野動物園等)の協力により、平成12年度から保護増殖事業に取り組んでいます。
「絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律」では「国内希少野生動植物種」に指定されるとともに、「文化財保護法」では天然記念物に指定されています。
アカガシラカラスバトについて

~これまでの経緯~

平成13年

3月 父島で3羽を捕獲し、恩賜上野動物園へ搬送。検査の上、飼育を開始。(報道発表)

4月 ヒナであった1羽も順調に生育。オスと判明。(報道発表)

平成14年

11月 飼育ペアから1個の産卵があり、初のヒナ(メス:推定)が誕生。(報道発表)
オス2羽、メス2羽合計4羽の飼育となった。

平成15年

2月 飼育ペアから1個の産卵(1月)があり、2羽目のヒナが誕生。(報道発表)

3月 2羽目のヒナの巣立ちを確認。
オス2羽、メス2羽、不明1羽の計5羽の飼育。

5月 3羽目のヒナ(メス)が孵化したが(報道発表)、巣立ち後に骨折が原因で死亡。

9月 4羽目のヒナ(メス)が孵化、オス4羽メス2羽の計6羽の飼育。(報道発表)

11月 5羽目のヒナ(メス)が孵化、オス4羽メス3羽の計7羽の飼育。(報道発表)

平成16年

4月 途中抱卵を放棄したためカラスバトに托卵させ、初めての仮母による孵化、巣立ちに成功(メス)。オス4羽メス4羽の計8羽の飼育。(報道発表)

5月 7羽目ヒナ(メス)が孵化、オス4羽メス5羽の計9羽の飼育。

7月 8羽目ヒナ(オス)が孵化、オス5羽メス5羽の計10羽の飼育。

平成17年

8月 上野動物園で産まれた個体を両親とする、第三世代のヒナ(メス)が孵化、計11羽の飼育。

10月 2羽(オスメスのペア)を屋外の飼育ケージに移し、公開を開始。(報道発表)

11月 第三世代のヒナがさらに孵化、計12羽の飼育。

12月 平成13年3月に父島で捕獲したメスが死亡。計11羽の飼育。(報道発表)

平成18年

6月~ 人工育すうにより、複数羽の巣立ちに成功。

8月 種の保存法に基づくアカガシラカラスバト保護増殖事業計画を策定。

平成19年

3月 平成13年3月に父島でヒナで捕獲したオスが死亡。計14羽の飼育。

6月 オス3羽、メス1羽が孵化。計18羽の飼育。

8月 メス1羽が孵化。計19羽の飼育。

11月 環境省「アカガシラカラスバト保護増殖分科会」の第1回開催(都検討会の引継ぎ)

平成20年

1月 PHVA実行委員会による「アカガシラカラスバト保全計画づくり国際ワークショップ」の共催

5月 ヒナ3羽が孵化。計22羽の飼育。

事業の実施は、国が策定した「アカガシラカラスバト保護増殖事業計画」に基づき、関係機関と連携のうえ、進めてまいります。

1)アカガシラカラスバト保護増殖事業検討会(平成15年1月16日)について
2)アカガシラカラスバト保護増殖事業検討会(平成17年11月28日)について
3)アカガシラカラスバト保護増殖事業検討会(平成18年6月6日)について
4)アカガシラカラスバト保護増殖事業検討会(平成19年3月16日)について
東京都アカガシラカラスバト保護増殖事業計画(PDFファイル)
アカガシラカラスバト保護増殖事業計画(文部科学省、農林水産省、環境省)

【担当】
環境局自然環境部計画課計画係 TEL 03-5388-3548

 

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