水の浸透を高める枝打ち事業

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森林再生事業(間伐)実施後、数年経過した森林の枝打ちを行うことにより、森林の表土の流出を防止し、水の浸透機能と下層植生を回復を促進させます。

枝打ち事業の流れ

森林再生事業(間伐)

目的

・荒廃が進んでいる人工林に間伐を行い、下層植生を豊かにして森林の公益的機能の回復を図る。
・将来的には、針広混交林化を目指す。
対象地 手入れがされていない人工林
施業方法 本数の3割を間伐

枝打ち事業

目的 ・森林再生事業(間伐)後に伸長した枝を落とし、表土の流出を安定させる。 ・水の浸透機能と下層植生の回復を促進する。
対象地 森林再生事業施行後、数年経過した森林
施業方法 枝下から一律4.0mを枝打ち

10年後の事業実施効果

《森林の公益的機能向上(針広混交林化の推進)》

水源かん養機能の向上

生物多様性の回復

森林景観の向上

土砂流出防止機能の向上

《雇用の創出》

《花粉の削減》

森林再生事業地からの花粉飛散削減

記事ID:021-001-20231206-008414