24 小比企緑地保全地域

更新日

指定データ

指定年月日 平成6年3月29日指定
位置 八王子市の南部に位置する小比企町の地域
面積 17,642平方メートル

自然の概要

湯殿川の崖線の一部であり、北側の京王電鉄高尾線と、南側の都道上館日野線(通称:北野海道)とに挟まれた、連担する崖線であり、南向き斜面の樹林地である。道路と2つの寺を境に4つのブロックからなる。
区域のほぼ半分は、コナラ-クヌギの雑木林であり、その他、ヒノキ・サワラ植林地、モウソウチク林が分布する、小規模な湧水が1地点あり、サワガニ等が生息している。

保全の方針

基本的に、雑木林や竹林、ヒノキの植林等によって構成される崖線の景観を保全する。

指定時の植生

番号 植生名 現況
3 ケヤキ-オオツクバネガシ群落 Aブロックの斜面下部に見られる。
高木層は高さ14~16m程度で、ケヤキが優占しオオツクバネガシ、ミズキ、シラカシ、ハルニレが混じる。亜高木層は高さ8~10m程度でアカシデ、オオツクバネガシ、シラカシが優占する。低木層は高さ2~4m程度でヤブツバキが優占し、アズマネザサ、マルバウツギ等が見られる。草本層はアズマネザサが優占するほかは、アオキが目立ち、ヤブラン、オオハナワラビ等が見られる。
17 ケヤキ-ミズキ群落 Cブロックの急斜面に見られる。
高木層は高さ14~16m程度で、ケヤキ、ミズキが優占し、コナラ、イヌシデ、ヤマトアオダモ、クマノキズキ等が混じる。亜高木層は高さ8~10m程度でコナラ、イヌシデが優先し、ホオノキ、イタヤカエデ等が混じる。低木層は高さ2~3m程度で、アオキが優占し、マルバウツギ、シラカシ等が混じる。草本層はアズマネザサが優占するほかは、ドクダミ、コバギボウシ、ヤブラン、アオキ、アラカシ等が見られる。
19 コナラ-クヌギ群落 地域の主要部分を占める。
高木層はおおむね高さ13~16m程度で、コナラが優占し、クヌギ、イヌシデ、アカシデ、エゴノキが混じる。亜高木層はコナラやエゴノキが見られる。低木層及び草本層は林床管理の程度により、アズマネザサが低茎におさえられ、シラヤマギク、ナルコユリ等種類が豊富な林分と、アズマネザサが高さ1.5m程まで繁茂している林分とに二分される。
26 ヒノキ・サワラ植林 Bブロックにまとまって見られる。東側は、高さ6~8mのヒノキの植林地であり、低木層以下の植生がほとんど見られない林分である。
西側は、高さ13~15mのサワラとヒノキの混植林であり、 低木層は高さ2~5m程度でヒサカキ、アオキやガマズミ等が、草本層はアズマネザサ、シュロ、アラカシ等が見られる。 また、斜面下部にはキツネノカミソリの小群落が見られる。
28 モウソウチク林 Aブロックの東端及びCブロックに見られる。
高木層は高さ7~8m程度で、モウソウチクが優占する。 草本層にはアズマネザサやチヂミザサが目立つほかヘクソカズラ、タイアザミ等が見られるが、わずかな植被である。
39 植栽樹群 イヌツゲ、キンモクセイ、ツバキ、ヒサカキ等の庭木が植えられている。
記事ID:021-001-20231206-009183