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御岳・日の出の歴史

多くの歴史的文化財や伝統文化が息づく町

青梅市は、多摩川と荒川水系の豊かな水を背景に、狩猟生活を中心に早くから集落が発達しました。河川の流域では、多くの旧石器時代や縄文時代の遺跡が発見されています。江戸時代には、織物、石灰、木材などの産業が活況を極め発展しました。御岳山の山頂には御師(おし)集落があり、参詣者をもてなす宿坊が今も営まれています。日の出町は、日の出山の山里にたたずむ歴史的建造物が多く、伝統芸能が受け継がれています。また、江戸時代末期から多くの蔵が造られ、現在157棟の蔵が山間の集落に点在しています。

藍染め

武蔵御嶽神社の春の例大祭 日の出祭

武蔵御嶽神社(むさしみたけじんじゃ)の祭の中で、最も格式が高く厳粛に行われるのが、日の出祭です。日の出祭は宵宮から始まり、陰燈(かげとう)のほのかな灯りの中、夕闇の中を絹垣に守られながら御霊代を奉載し、御旅所までの道のりを神幸の行列が進みます。お練りに鎧武者が加わるのが特徴で、神職、白丁、鎧武者、氏子、参列者の大行列が御岳平から御師集落を通り、約300段の石段を神輿とともに登ります。大変勇壮で盛大な祭りです。参列者がこの行列に加わると、一年間無病息災をもたらすといわれています。

日の出祭

太々神楽と薪神楽

武蔵御嶽神社に伝承される太々神楽(だいだいかぐら)は、1749年と1780年の2回に渡って江戸から伝承されました。その伝承は、約240年経つ今もなお受け継がれています。太々神楽を奉納することは最高の参拝方法であり、東京都無形民俗文化財に指定されています。薪神楽(たきぎかぐら)は、夜の闇を待って、かがり火の明かりの中で太々神楽を行う幻想的な行事です。薪神楽は、7月と9月中旬の土曜日の夜に開催されています。

太々神楽

お問い合わせ

このページの担当は自然環境部 緑環境課 自然公園計画担当です。

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