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狭山の観光

多摩湖(村山貯水池)

通称「多摩湖」と呼ばれる村山貯水池は、1916(大正5年)~1927年(昭和2年)の間に建設された周囲16.7kmの水道用貯水池です。新東京百景と、東やまと20景に選ばれています。東京都の大切な水源の1つであるため、周辺環境は水源かん養保安林として配慮されています。また、雑木の池畔は桜と紅葉の名所として知られており、バードウォッチングや、縄文式住居跡の見学に訪れる人が数多くいます。
アクセス:西武多摩湖線武蔵大和駅から徒歩約10分。

多摩湖

都立狭山公園

美しい樹林に囲まれた開放感いっぱいの太陽広場や、丘陵の湧水と多摩湖からの流水でできた宅部池(たっちゃん池)、紅葉の季節には一面美しく金色に染まるトウカエデの林など、狭山公園では四季折々の自然に触れることができ、多くの人が訪れます。新緑の季節にはトウカエデやイチョウの新しい葉が芽吹きだし、鮮やかな縁が印象的です。紅葉は11月中旬~12月上旬が見頃で、トウカエデの林の中はまるで落葉の絨毯のようです。
アクセス:西武多摩湖線西武遊園地駅から徒歩約12分。

狭山公園の太陽広場

野山北・六道山公園

野山北・六道山公園は、都立狭山自然公園の西端に位置し、雑木林や谷戸(やと)と呼ばれる丘陵に切れ込んだ谷間など、豊かな自然が残されている公園です。公園内には、かやぶき屋根の里山民家や岸たんぼ、カタクリの群生地、ホタルの生息地などの里山の風景が広がっています。ハイキングや野鳥観察のほか、里山の文化体験や森遊びなど昔懐かしい遊びも楽しめます。
アクセス:JR中央線立川駅から立川バス、多摩モノレール上北台駅から武蔵村山市内循環バス、西武拝島線東大和市駅から西武バスに乗車して、「横田」「長円寺」「峰」または「岸」で下車徒歩10分。

里山民家

さやま花多来里の郷

さやま花多来里の郷(さやまかたくりのさと)は、20万株のカタクリが一面に咲き誇る都内随一の群生地です。瑞穂町が自然観光資源を結びつけ、観光拠点の回遊性を高め、観光の振興を図ることを目的に策定した「みずほきらめき回廊」の拠点施設でもあります。春になると、約3,000m2の斜面にカタクリが一面見事に咲き誇ります。花の見頃は3月下旬~4月下旬までです。
アクセス:JR箱根ケ崎駅から徒歩約15分。

さやま花多来里の郷

多摩湖梨、東村山の地酒

自然に恵まれた緑の豊富な大地には、特産の多摩湖梨、ぶどう、りんご、キウイなどの果樹園が数多くあります。8月中旬過ぎからは、市内の至るところでもぎ取りや販売が行われています。東村山ブランドの認定商品に、地下150mから汲み上げた富士山系伏流水を仕込み水に使用し、選ばれた酒造好適米を使って醸した地酒があります。久米川町にある創業380年あまりの豊島屋酒造(株)が造る地酒で、そのおいしさは創業以来変わりません。

多摩湖梨

村山大島紬

村山地域は、江戸時代から木綿紺絣(こんかすり)の産地として知られていました。この地域で作られている村山大島紬は、先染した絹糸を手織りする紬絣(つむぎかすり)です。品質の良さや丈夫さが高く評価され、1967年(昭和42年)に東京都指定無形文化財、1975年(昭和50年)に通産大臣指定伝統的工芸品産業、1982年(昭和57年)に東京知事指定伝統工芸品に登録されています。現在は着物だけでなく、和装小物のネクタイ、和雑貨のペンケース、きんちゃく、小銭入れなど、様々な紬製品が製造、販売されています。

村山大島紬

狭山丘陵に広がる茶畑と狭山茶

東大和市は、多摩地域で生茶葉の収穫量と栽培面積が瑞穂町、青梅市に次いで第3位です。狭山茶は、狭山丘陵の茶畑からとれるお茶で、鮮やかな緑色とコクのある味わいが特徴です。狭山茶を練り込み、新しい特産品として東大和商工会が開発したのが、「ひがしやまと茶うどん」です。郷土食のうどんに狭山茶の爽やかな香りがほんのりと漂い、新しい名物として親しまれています。最近では、狭山茶のお菓子も作られています。

ひがしやまと茶うどん

村山うどん

西は武蔵村山市から、東大和市、東村山市等の北多摩全域に渡る狭山エリアには、武蔵野うどん文化があります。土壌が、水田よりも小麦の生産に適していたことから、うどんが食されてきました。特に「村山かてうどん」は、江戸時代の1835年から武蔵村山市(村山村、中藤村、三ツ木村)とその周辺で食べられていた伝統食です。かて(糧)とは、茹でた季節の地場野菜などをうどんに添えたもので、野菜は武蔵村山市名産の小松菜やほうれん草、なすなどが一般的です。

村山かてうどん

焼きだんご

武蔵野台地は水が乏しいため、ほとんど水田を造れませんでした。畑では、主に小麦が栽培されていましたが、同時に陸稲(おかぼ)と呼ばれる稲も栽培されていました。陸稲からとれた米は食感が良くないため、粉にしてだんごにしていました。このだんごを焼いて食べたのが、武蔵野の焼きだんごのはじまりです。焼きだんごは米の粘りが活かされておいしく、腹持ちも良く、また農作業や登山などに実用的なため、地域に根付きました。狭山エリアでは、醤油を使った焼きだんごの食文化があり、人気を博しています。

焼きだんご

多摩湖ハイキング

多摩湖周辺を取り巻くハイキングコースでは、豊かな自然を満喫することができます。たっぷり歩く1日コース、気軽に楽しむ半日コース、自然に親しむガイドウォークなど、お好みにあわせて体験できます。またプチ登山の後、森の中でシートを広げて昼食を取るなど、親子や家族で歩くのに程良いハイキングコースもあります。足を延ばすと、埼玉県狭山丘陵いきものふれあいの里センターで様々な植物や虫、鳥などを観察でき、知的好奇心を刺激する体験ができます。

ガイドウォーク

サイクリング

狭山公園の園内にはサイクリングコースがあり、武蔵野の里山の風景や多摩湖を眺めながらサイクリングを楽しむことができます。公園沿いには多摩湖自転車道が通っていて、親子で一緒に楽しむサイクリングから本格的なサイクリングまで、様々なニーズに応えることができます。

多摩湖自転車道

バードウォッチング

狭山公園には野鳥の森があります。初心者からベテランまで、みんなが気軽にバードウォッチングを楽しめます。しかし、バードウォッチャーの方々からは、「野鳥が少ない」という声が寄せられています。そこで、「野鳥の森をもっと野鳥が見られる場所にしよう!」と、野鳥の森プロジェクトがスタートしました。野鳥の森プロジェクトでは、野鳥や植生の調査を行っています。また、定期的にバードウォッチングイベントを開催しています。

バードウォッチング

アスレチック

野山北・六道山公園の東端部のあそびの森と冒険の森には、たくさんのアスレチックがあります。あそびの森には、平均台をはじめ、「ウサギの山のぼり」や「オオタカのとりで」など、森に住む生き物たちの名前がつけられた木製などのアスレチックが20種以上あります。また、冒険の森にはぶら下がって遊べるターザンロープや、急な勾配のあるアスレチック、高さ8mで一周60mの観察展望デッキなどがあります。雑木林に囲まれた自然の中で、体を動かして遊ぶことができます。

あそびの森

お問い合わせ

このページの担当は自然環境部 緑環境課 自然公園計画担当です。

都立狭山自然公園

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