放射性物質の半減期

 

放射性物質の半減期の考え方

放射性物質は、壊変(崩壊)※を繰り返し、最終的に安定した物質へ変化すると放射線を放出しなくなります。

壊変によって始めの放射性物質の数が半分になるまでの時間を半減期といい、放射能は、時間がたつにつれて弱まっていきます。その減り方は規則性をもっていて、半減期は、放射性物質の種類によって異なります。

※壊変(崩壊)とは原子核が放射線を出して別の原子核に変わる現象のことです。

放射性物質の半減期

 表 放射性物質の半減期

放射性物質半減期
ラドン220 55.6秒
ヨウ素131 8日
セシウム134 2.1年
セシウム137 30.2年
副読本より作成

放射性物質の半減期を踏まえた放射線量推計

放射性物質の放射能は半減期の効果により時間の経過とともに同じ割合で減少していくので、事故から1年後、2年後・・・放射線量も減少していきます。

表 セシウム134(Cs134)及びセシウム137(Cs137)の放射線量の減衰割合(推計)

経過年数放射能の減衰割合(当初量を1とする)

放射線量の減衰割合

(当初量を1とする)

Cs134Cs137
0 1.00 1.00 1.00
1 0.72  0.98  0.79
2  0.52  0.96  0.64
3  0.37  0.93  0.52
4  0.27  0.91  0.44
5  0.19  0.89  0.38
6  0.14  0.87  0.34
7  0.10  0.85  0.30
8  0.07  0.83  0.28
9  0.05  0.81  0.26
10  0.04  0.79  0.24

1 土壌中のCs134、Cs137の比率は1:1 

2 Cs134の半減期は2.1年、Cs137の半減期は30.2年

3 Cs134、Cs137の放射線量に与える影響の割合は7.3:2.7

※第64回原子力安全委員会(平成23年8月24日)配布資料の数値を使用し計算

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