(平成23年9月1日更新)
PCBは、化学的に安定で絶縁性など優れた性質を持っているため、受電施設のトランスなどに幅広く利用されてきました。しかし、昭和43年に発生したカネミ油症事件を機にPCBの毒性が大きな社会問題となり、昭和49年までに使用が原則として禁止されました。
その後、平成14年になって、PCBを使用していないはずのトランス等電気機器の中に微量のPCB(濃度0.5~100mg/kg程度のPCB)に汚染された絶縁油を含むものが存在することが判明しました。国等の調査では、このような微量PCB汚染電気機器は全国に120万台あると推定しており、この数字から都内には10万台程度あると考えられています。
微量PCBに汚染されているか否かについては、縁油中のPCBを分析により判定しなければなりません。分析の結果、0.5mg/kgを超えてPCBが検出された場合は、微量PCB廃棄物に該当し、国の認定した無害化処理施設等で平成28年7月までに処理する必要があります。
微量のPCBに汚染された廃棄物の処理は、通常の産業廃棄物の処理費用に比べ高額となることから、東京都は、中小企業者の負担を軽減し、処理を促進するため、微量PCB廃棄物処理費用の助成制度を実施し、PCBによる環境汚染リスクの軽減を図ることとしました。
なお、助成金の申請受付業務は「公益財団法人東京都環境公社」が実施いたします。
国の無害化処理認定施設又は都道府県知事の許可を受けた処理施設で処分する、次に掲げる廃棄物が助成対象廃棄物となります。
①微量PCBの含有が確認された絶縁油
②微量PCB絶縁油が封入されたトランス、コンデンサ等の電気機器
③微量PCB絶縁油が付着し、又は封入されたドラム缶等
| 無害化処理認定施設 (平成23年11月末現在) | PCB 絶縁油 | ドラム缶 等容器 | トランス | コンデンサ | |||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 100 mg/kg 以下 | 100 mg/kg 超 | 100 kVA 以下 | 100 kVA 超 | 25kg 以下 | 25kg 超 |
||
| 東京臨海リサイクルパワー(株) 東京都江東区青海三丁目地先 03‐3455‐9220 |
○ | × | × | × | × | × | × |
| (財)愛媛県廃棄物処理センター 愛媛県新居浜市磯浦町 089‐941-2111 |
○ | ○ | × | × | × | ○ | × |
| 光和精鉱(株) 福岡県北九州市戸畑区 093‐872-2100 |
○ | × | ○ | ○ | × | ○ | ○ |
| (株)クレハ環境 福島県いわき市錦町 0246‐63‐1231 |
○ | ○ | × | × | × | × | × |
| エコシステム秋田(株) 秋田県大館市 0186-46-1436 |
○ | × | × | × | × | × | × |
| 許可施設 (平成23年11月末現在) | PCB 絶縁油 | ドラム缶 等容器 | 電気機器 |
|---|---|---|---|
| エコシステム山陽(株) 岡山県久米郡美咲町 03-6847-7010 |
× | ○ 抜油剤 に限る |
○ 抜油剤 の筐体 |
①個人
②中小企業団体
| 事業協同組合、事業協同小組合、火災共済協同組合、信用協同組合、 協同組合連合会、企業組合、協業組合、商工組合、商工組合連合会 |
③区分所有法に規定する管理組合法人
④中小企業者
| 業種 | 資本金・従業員数 |
|---|---|
| サービス業 | 5,000万円又は100人以下 |
| 卸売業 | 1億円又は100人以下 |
| 小売業 | 5,000万円又は50人以下 |
| 製造業・その他業種 | 3億円又は300人以下 |
⑤会社以外の法人であって、常時使用する従業員の数が次の表以下であるもの
| 主たる業種 | 常時使用する従業員数 |
|---|---|
| サービス業に属する事業 | 100人 |
| 卸売業に属する事業 | 100人 |
| 小売業に属する事業 | 50人 |
| 製造業・その他業種に属する事業 | 300人 |
①電気機器から微量PCB絶縁油の抜き取りに要する経費
②助成対象廃棄物の運搬に要する経費
③助成対象廃棄物の処分に要する経費
※ なお、消費税及び地方消費税は助成対象経費に含みません。
助成対象経費の合計から同等の微量PCBを含まない廃棄物の処理に要する経費の合計を控除した額の2分の1
【使用中のトランスから微量PCB絶縁油を抜取り、微量PCB絶縁油を処理する場合】
※ 次の表の合計油量の項抜取り作業台数の欄に掲げる値の額(単位 千円)とする
| 1台 | 2台 | 3台 | 4台 | 5台 | 6台以上 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 750L超 | 120 | 165 | 214 | 263 | 327 | |
| 600L超750L以下 | 259 | |||||
| 500L以上600L以下 | 208 | |||||
| 450L超500L未満 | 168 | |||||
| 400L以上450L以下 | 173 | |||||
| 300L超400L未満 | 135 | |||||
| 300L | 138 | |||||
| 200L以上300L未満 | 118 | |||||
| 150L超200L未満 | 101 | |||||
| 100L以上150L以下 | 102 | |||||
| 100L未満 | 84 | |||||
【ドラム缶等容器に保管している微量PCB絶縁油を、容器ごと処理する場合】
※ 次の表の左欄に掲げる合計油量に応じ、当該右欄に定める助成限度額とする
| 合計油量 (単位 リットル) | 限度額 (単位 千円) |
|---|---|
| 150超 | 120 |
| 100以上150以下 | 102 |
| 100未満 | 84 |
【微量PCB絶縁油が封入された電気機器を処理する場合】
(申請台数1台当たり)
| 機器電源容量(単位 kVA) | 限度額 (単位 千円) |
|---|---|
| 75kVA以上 | 120 |
| 30kVA超~75kVA未満 | 102 |
| 30 kVA 以下 | 84 |
平成23年度から平成27年度
下記窓口に、郵送または持参してください。
なお、窓口に持参する場合はあらかじめ電話で予約をしてください。
| 申請窓口 |
|---|
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公益財団法人東京都環境公社 〒130-0022 東京都墨田区江東橋4-26-5 東京トラフィック錦糸町ビル8階 電話03‐3649‐8541 (土・日・祝日を除く8時30分から17時15分まで) |
申請者、又は申請者から依頼された手続代行者は、公益財団法人東京都環境公社のホームページにアクセスし、必要な様式をダウンロードし、必要事項の入力を行ってください。
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お問い合せ先 |