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フードバンク活動の推進

ページ番号:146-128-578

更新日:2023年12月11日

フードバンクとは

 フードバンク活動は、食品の品質には問題がないものの通常の販売が困難な食品を、NPO等が食品メーカー等から引き取って、各福祉施設・団体・生活困窮者個人へ無償提供する活動のことです。
 フードバンクは1967年にアメリカで誕生しましたが、日本では2000年以降活動を開始しており、現在では日本全国で40以上の団体が活動していると言われています。
 外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。農林水産省ホームページ(外部サイト)もご参照ください。

フードバンク関係図

フードバンクのメリット

 フードバンクに食品を寄贈することによって、次のようなメリットがあります。もちろん、フードバンクを通さず、直接福祉施設や個人に寄贈しても同様のメリットはありますが、フードバンクを活用することで、より多くの福祉施設・個人に、かつ受益者のニーズに応じた形で食品を寄贈することができます。

食品の提供を受ける側のメリット

  • 食費を削減し、浮いた費用を福祉施設本来の活動に回すことができる。
  • 普段食べられないもの(特に嗜好品など)を食べることができる。

食品を提供する側・社会全体のメリット

  • 食品ロスを削減することができ、貴重な食料資源を有効に活用することができる。・支援が必要な層に食事を提供することができ、社会福祉の向上につながる。
  • ごみ処理に関する費用や環境負荷を低減することができる。

フードバンクの活動実績

 農林水産省の調査によると、日本全国のフードバンク団体で約5,000トン(平成25年)の食品取扱量がありました。
 東京都内の活動実績としては、都内で活動するセカンドハーベスト・ジャパンで、平成26年に約2,300トンの食品取扱量がありました。また、寄贈団体数は年々増加しています。近年は、食品関連企業以外から災害備蓄食料の寄贈を受ける例が増加しています。

セカンドハーベスト・ジャパンの活動実績


フードドライブについて

フードドライブとは、個人が家庭で眠っている食品を持ち寄り、福祉施設などに寄付する活動です。民間企業等で社員などから食品を集めることなどが行われてきましたが、近年は、都内自治体が主催する環境イベント等でフードバンク団体と連携して区民・市民から食品を集める例が増えてきています。

東京都の取組

東京都では、様々な機会を捉えてフードバンクの普及に向けた取組を行っています。
 平成27年2月に食品関連企業等とフードバンク団体のフードバンクマッチングセミナーを実施したほか、災害備蓄食料の有効活用に向けた取組を支援しています。

お問い合わせ

このページの担当は東京都環境局です。


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