湧水の保護と回復をめざして「東京の名湧水57選」を決定しました!
東京都は、湧水への関心を高め、その保護と回復を図るため、水量、水質、その由来、景観などに優れた湧水等57箇所を「東京の名湧水」として選定しましたのでお知らせします。また、公開に制限のあるため名湧水とはしませんでしたが、すばらしい湧水4箇所も合わせて紹介することとします。
<<東京の名湧水選定委員会コメント>>
平成15年1月24日
「東京の名湧水」の選定に当たって
(選定の考え方)
湧水は、池や河川の貴重な水源であるとともに、都民に潤いと安らぎを与え、多様な生物に生息の場を提供しています。
しかし、都市化の進展等によって、湧水地点の消失、周辺環境の悪化、湧水量の減少、水質の悪化など湧水を取り巻く環境は厳しい状況に向かっています。以前は生活に密着し身近な存在であった湧水ですが、今では都民との距離が遠くなりつつあります。
私たちは、湧水を保全・回復するためには、まず湧水への都民の関心を高めなくてはならないと考えました。そこで、このたびの「東京の名湧水」は、区市町村ならびに都民から推薦された湧水を基本として、水量や水質、その由来、景観などに優れたもののうち、一般公開されており都民が身近に触れることができるものを対象として57箇所を選定しました。また、公開に制限があるため名湧水とはしませんでしたが、すばらしい湧水を4箇所紹介することとしました。
(今後の湧水の保全・回復について)
湧水の保全・回復には、地元区市町村、地域住民による地道な息の長い取組みが必要です。東京都には、それらの取組みのネットワーク化を図る役割が望まれます。また、将来、「東京の名湧水」を見直す際には、今後の都民、地域住民、地元区市町村の湧水保全・回復の取組みを踏まえた選定が望まれます。
この「東京の名湧水」の選定が、選定された湧水のみならず、その他の湧水の保全活動や、今では失われてしまった名湧水の回復策を講じるきっかけとなることを強く期待します。
| 東京の名湧水選定委員会 委 員 小倉 紀雄 委 員 児玉 清 委 員 高村 弘毅(座長) 委 員 早川 光 委 員 百瀬 千秋 委 員 渡辺 泰徳 |