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湧水とは

ページ番号:214-131-884

更新日:2018年2月9日

地下水が、大地の崖下や丘陵の谷間などから自然に湧き出しているものを湧水と呼んでいます。東京の湧水は、多摩川が作った武蔵野台地の湧水と、多摩川の支川である秋川、浅川流域の湧水が主なものです。

湧水のタイプ

湧出形態の違いから、主に「崖線タイプ」と「谷頭」タイプに分類することができます。

等々力不動尊

清正の井

湧水の役割

(1)自然の水循環としての湧水

地表に降った雨水は、地下に浸透して地下水となったり地表を流れたりして、最終的には海に注いでします。そして水は蒸発し再び雨となって地表に降ります。湧水はこのような水循環の中で次のような役割を果たしています。

ア 野川、白子川、落合川などの、都内の中小河川の水源となる

イ 蒸発散作用により周辺環境の気温を下げ、ヒートアイランド現象を緩和する

ウ 湧水の水量や水質を通じ、地下水位の変化や土壌・地下水の汚染状況などの指標となる

(2)地域の自然の象徴としての湧水

湧水は、豊かな自然をはぐくみ、人々にうるおいとやすらぎを与えるなど、地域の自然のシンボルとしての意味を持っています。

ア 周辺の水路や池、河川などとともに豊かな自然環境を創出する。

イ 地域の歴史や文化を継承し、また、観光資源や災害時の水源、親水空間を提供する。

ウ 身近な動植物の貴重な生息環境となる。

東京の湧水と人々とのかかわり

野川上流部、黒目側などの湧水周辺では、縄文時代の生活の跡である遺跡が多数発掘されています。湧水は、古代から生活用水源の一つとして人々の暮らしと深く関わってきたと考えられます。

(1)農業用水としての利用

湧水は、水田の灌漑、ワサビ田などの農業用水として利用されてきました。水田への利用は国分寺市の崖線沿いなどに記録があるほか、丘陵地においても湧水を利用した水田耕作が営まれてきました。

(2)飲料水としての利用

三鷹市の井の頭池などは、江戸時代には神田上水に導かれ、貴重な飲料水源となっていました。

(3)社寺とのかかわり

調布市の深大寺は水神とかかわりがあり、国分寺市の史跡国分寺は豊かな湧水の場所に建立されたといわれています。また、世田谷区や板橋区の不動の滝では、湧水そのものが信仰の対象となっています。

お問い合わせ

このページの担当は自然環境部 水環境課です。


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