7 矢川緑地保全地域

指定データ

指定年月日 昭和52年3月31日指定、昭和58年5月31日区域変更、
昭和60年5月31日区域変更
位置 立川市の東南部から国立市境に至る矢川及びこれに隣接する区域
面積 21,071.70平方メートル

自然の概要

矢川は、立川段丘崖を水源地とし、立川市の東南部から国立市の西南部を流下して、青柳段丘崖先で谷保用水に合流する延長約1.3キロメートルの小河川である。流路の大部分は玉石積護岸になっているが、水量も多く、水質も比較的良い状態を保っている。この上流部が区域内を流れ、湧水や湿地が随所にあり、このため貴重な湿地性の草本類が多く見られる。主に、矢川の北側は保全事業による植栽地、南側は湿地となっている。

保全の方針

多様な自然環境を残していくため、できる限り現状のまま保全することを基本とするが、必要に応じ、多様な立地の造成と、立地にあった植栽を行い、適切な水管理により、多様な管理を図る。

指定時の植生

番号植生名現況
6 常緑広葉樹植林 スダジイ、マテバシイ、シラカシなどが優勢となった樹林で、植栽起源による。ほかにコナラ、サワラ、ケヤキ、クリなどの植栽が見られる。
6.23 常緑・落葉混交植栽林 スダジイ、マテバシイ、シラカシ、ケヤキ、コブシ、カツラなどの混植林。林縁部を除いて常緑広葉樹が勢いを増しており、6の林分の植生と同じになりつつある。
11 ヨシ-スゲ湿地 矢川の右岸側のまとまった湿地と、矢川左岸の二つの湧水地とその周囲に広がる湿地の植生である。
右岸側ではヨシ、ガマ、オギ、チゴザサ、アゼスゲ、ヌマトラノオ、オモダカ、ミゾソバなどが見られ、一部にイヌコリヤナギなどの木本類があるほか、水位の低下により乾燥が進んだところではギシギシなどの路傍雑草も侵入し始めている。
左岸側ではオランダガラシ、セキショウなどのほか、池の縁にはキショウブ、ウバメガシなどが見られる。
13 流水植生 矢川の流水中に見られる植物群落で、水深、流速等の違いにより、ミクリ、オランダガラシ、セキショウモ、ミゾソバ、ミゾホオズキ、カワヂシャなどが入り組んで生育している。
23a 落葉広葉樹植林 ケヤキ、ムクノキ、カツラ、エゴノキ、サクラ、ヤナギなど落葉広葉樹を植林した区域。一部に庭木なども残っている。
23b 湿生広葉樹植林 比較的湿潤な土地に生えるヤナギ、ケヤキなどの湿生の広葉樹を植栽した区域。
42 路傍雑草群落 人の出入りはあまり激しくない市街地の空き地で、オオオナモミ、アメリカセンダングサ、エノコログサ、ヨモギ等の草本類が主体となり、木本類は庭木数種があるのみである。
46 耕作放棄水田雑草群落 耕作を放棄された水田で、ハルジオン、ゲンゲ、キツネノボタン、ナズナ、スズメノテッポウなどが繁茂している。

その他

矢川ふれあいボランティアが保全活動を行っている。
活動内容:草刈、湿地管理など

また、JR南武線矢川駅を起点とし、同線谷保駅を終点とする、矢川緑地保全地域と谷保の城山歴史環境保全地域を結ぶ「雑木林のみち 矢川・青柳コース」が整備されている。

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